仕事がきついエンジニアの解消法「健康面に気を配る」

体を動かす

エンジニアはデスクワークが長いため、運動不足を実感する人の割合が多くなりがちです。また、体を動かす機会が少ないことから体重増加を自覚する人も少なくないそうです。運動不足の生活が続くと、筋力低下や生活習慣病などいろいろな不調を来すようになります。そのため、エンジニアはできるだけ体を動かすように心掛けることがおすすめです。
休日に体を動かすことも大切ですが、仕事の日にもちょっとした工夫を凝らすと十分に体を動かせるようになります。歩くことは、特に大きな準備をする必要がなく手軽に始められる有酸素運動です。1駅分は歩く、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、休憩時間に散歩するなど、日常的に取り入れることができます。

食事に気を配る

仕事がきついと感じたら、食生活を見直すことでも改善される可能性があります。人の体は、日々の食事からできているといっても過言ではありません。偏った食事や一日3食をとらないような生活が続くと、いずれ体調不良に見舞われます。特に仕事で疲れて帰路につくときは、帰宅後に自炊する余力がない人もいるかもしれません。仕事がきついときは、ついついコンビニ弁当やファーストフードで食事を済ませがちという人も多いでしょう。
もしもこうした偏った食事が続いている自覚がある人は、食事を見直すようにしましょう。栄養バランスを意識して食事のメニューを決めることで、脂質や糖分など取りすぎていた栄養素を抑えられるようになります。仕事がきついときこそ、自分の体に取り入れる栄養素には目を向けた方が良いといえます。余裕があるときに作り置きをしたり、外食するときは彩りを考えてメニューを注文したり、ちょっとした心掛けで食事内容を改善できるようになります。

良質な睡眠をとる

エンジニアは退勤時間が夜遅くなることもあり、寝不が常態化していることも珍しくありません。睡眠時間が足りずに寝不足状態が続くと、日中に眠気が襲ってきて集中力が散漫になります。そうなると、当然ながら質の良い仕事ができなくなってしまいます。ほかにも、睡眠は健康な体作りに欠かせない条件であり、睡眠時間の不足だけでなく睡眠の質が悪くても健康が害されることになります。
カフェインの過剰摂取や、夜遅い時間帯の食事などは、睡眠の質を落とす原因になります。また、寝酒という言葉がありますが、寝る前の飲酒も睡眠の質を下げる原因になるため避けた方が無難です。
通勤時間も睡眠時間と関係しています。通勤距離が短ければその分だけ帰宅後の睡眠時間を多く確保できることになるため、睡眠時間に影響するほど遠方に住んでいる方は住まいか勤務先のいずれかを見直す方法もあります。