何故きつい?理由を考察
一般的にエンジニアの仕事はきついと言われることが多く、あまりいいイメージを持たれていません。かつてのエンジニアは憧れの職業として注目を集めていた頃もあったのに、なぜ今はこれほどまでにエンジニアのイメージが悪いかというと、その理由として長時間労働や人材不足、多重の下請け構造などといった複合的な要素が関係しているといえます。では、エンジニアの仕事がきついとされる理由についてそれぞれ考えてみることにしましょう。
TOPICS
-
長時間労働になる
きついと揶揄されることが多いエンジニアの仕事は、なぜ長時間労働になりがちなのでしょうか。その理由について考えていくと、エンジニアという仕事の特性上、どうしても長時間労働になってしまう労働環境が浮かび上がります。
-
人材不足である
エンジニアが働くIT業界全体が人材不足ということもあって、エンジニアの負担を減らしたくても減らせない職場がたくさんあります。人材不足がエンジニアの仕事をさらにきついものにし、さらなるイメージの悪化にもつながっています。
-
多重の下請け構造が成り立っている
IT業界には、建設業界のゼネコンと同じくITゼネコン構造があります。ITゼネコン構造をビラミッドで表現すると、トップに立つのが大手ITベンダーで、以下下請けや孫請けです。エンジニアの仕事はこの層の下になるほどきつくなります。