エンジニアはきつい?

エンジニアの仕事がきつい理由「長時間労働」

なぜエンジニアの仕事はきついのか?

長時間労働になる

世間一般にエンジニアの仕事はきついと言われることが多く、IT業界全体に対してブラックなイメージを持たれがちです。それがわかっていてもなおエンジニアがきつい状況から脱することができないのはなぜなのでしょうか。その理由に迫ります。

長時間労働になる

エンジニアの長時間労働

エンジニアといえば長時間労働、長時間労働といえばエンジニアと言っても過言ではないほど、エンジニアの労働時間は長時間化しやすい現状があります。その日のうちに家に帰れればまだいいほうで、仕事が詰まってくるとまともに寝る間もないほどになることも珍しくありません。それが良くないことは誰もがわかっていても、クライアントや上司からの指示があれば動かざるを得ないので、心身共に疲弊しつつも長時間働くしかなくなってしまうのです。

なぜ長時間労働になってしまうのか

エンジニアの仕事が長時間労働になる理由のひとつには、一度作業に手をつけたらその人が最後までやるしかない属人性の高さがあります。エンジニアの場合、1つのマニュアルに沿って機械的に作業をするようなものではなく、同じ結果を出すにしても人によってやり方が異なるので、誰かに手伝ってもらったり交代してもらったりすることがしにくく、結局は1人で仕事を抱え込むことになりがちです。

時間があればいつでも作業ができてしまう

エンジニアの仕事はデスクとパソコンがあれば1人で作業を進めることができるので、少しでも先へ進めようと仕事に没頭するあまり、自分から長時間労働に持ち込んでしまう側面もあります。長時間労働にならないよう自分の作業をしっかり管理していても、急な変更や追加が加わればたちまちその予定は崩れてしまい、長時間労働をするしかない状況に追い込まれることもあります。これら全てに言えることは、時間がある限り作業を続けられてしまう環境があるということです。本当は早めに切り上げてしっかりと休息をとり、そこからまた作業に集中したほうが結果的には効率が良いのかもしれませんが、作業を終わらせなければならない気持ちのほうが勝ってしまうと、長時間労働化は避けられない状況になります。

人を増やしても負荷は減らない

手分けできる作業であれば人を増やすことで問題は全て解決しますが、エンジニアの場合は人を増やせば作業が楽になるとも限らず、途中からチーム入りした人に状況を説明するためにむしろ時間を取られてしまうことすらあります。細分化されたタスクを大勢で片付けていくような仕事ならいいかもしれませんが、1人のエンジニアの作業範囲が広いようなプロジェクトで増員をしても、負荷が減るどころか増えてしまうのであまり効果が上がりません。

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